蜘蛛の糸

東京高裁は先月２９日の決定で、「法制度制定時に、人為的な操作による出生が想定されていなかったからといって、我が国の法秩序の中に受け入れられない理由とはならない」とした上で、「向井さん夫妻が双子の法律的な親となり、実子として養育することが、子供の福祉に最もかなっている」と判断。同区長に出生届を受理するよう命じた。

　しかし、法務省は従来、「民法の解釈上、母子関係は出産によって生じ、代理出産による母子関係は認められない」との立場をとっており、高裁決定を検討した上で、許可抗告を行うよう同区に指示していた。
（読売新聞） - 10月10日15時18分更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんて事なんでしょう。子供が欲しくて欲しくて仕方なくて、最終兵器で代理出産を選んだ向井さんの気持ちを余りに考慮しない内容で憤りを感じます。女として出産は永遠の課題、夢が叶ったと思ったら今度はそんな問題に直面してしまうなんて。。
もっと国が柔軟にならなければ、少子化問題も解決しないと思う。第一、そうやって代理出産でも子供が増えれば高齢化社会が緩和するではないか。
例えば不妊に悩む多くの方たちがこの問題を見て、子供を代理出産するのを躊躇ってしまったとしたら？ミスミス人口減少を助長している形になるのではないでしょうか！