▲黄砂防止で国際協力の強化を訴え▼

spice

2006年04月20日 20:34

先日も取り上げた黄砂、どうやら大陸の砂漠化が問題のよう
中国国家林業局の劉拓・防砂治砂弁公室主任は20日の記者会見で、今春観測されている大規模な黄砂に関連し、発生防止のため「全世界の共同の努力が必要だ」として国際協力の強化を訴えた。原因としては、国土の砂漠化に加え、天候の影響が大きいとの見方を示した。
今春、北京ではすでに10回黄砂が吹き、年平均の6回を上回っている。

同主任は植林などの黄砂防止策について「我が国は発展途上国であり、任務の重さに比べて資金の投入が少ないという矛盾が突出している」と述べ、資金が不足している現状を明らかにした。

黄砂発生の最大の原因としては国土の砂漠化を挙げた。05年の調査で砂漠が国土の18%に達し、1年間に1280平方キロ増加したという。この春は、中国北部で例年に比べ気温が高いうえ極端な小雨だったため、地表の乾燥が激しく、発生しやすくなったと説明した。
(asahi.comより)

砂漠化、雨不足 一方で大洪水、台風等の異常気象・・・
この黄砂問題もどうやら地球温暖化による異常気象のもたらした副産物ではないだろうか。今後、もっとこのような問題が世界各国から持ち上がりそうだ私たちに何か出来る事はないのか・・
関連記事