Wカップを振り返って

spice

2006年07月10日 21:41

今回のワールドカップで一番活躍した日本人は上川主審だった
そんなコメントが残った今大会。それはそれで大変素晴らしい事ですが、チームとして日本代表の今後の課題は大きかったと思います。4年後はどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみにしましょう☆
上川氏が的確ジャッジ 3決で日本人初の主審担当

サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は8日(日本時間9日)、シュツットガルトで開催国ドイツとポルトガルによる3位決定戦が行われ、上川徹主審(43)が日本人審判員として初めて決勝トーナメント以降の試合で笛を吹いた。

今大会では広嶋禎数(44)、金大英(韓国)の両副審とトリオを組み、1次リーグで2試合を担当した。上川主審は、この日も冷静かつ的確な判定で大一番をコントロールした。

黄の蛍光色のシャツを着た上川主審は前半7分、ドイツのフリンクスに両チームで初の警告(イエローカード)を出し、これで選手のプレーが一気に締まった。観客にも分かりやすい大きな身ぶり、選手には対話を心掛けて高揚している気持ちを静めさせた。

イエローカードは計5枚出したが、「いつもの試合と同じようにやること」と話していた通り、スムーズな試合の流れをつくり“陰の演出者”となった。
2002年大会では1試合しか笛を吹く機会のなかった上川主審だが、今大会は日本人主審として初めて1大会で3試合を裁いた。「前回の経験もあり、判定が選手に理解してもらえているのが分かる」と大会の進行に合わせ、自らのジャッジにも自信を深めていったようだ。

「決勝の笛を吹きたい」という夢こそかなわなかったが、W杯では審判員に45歳定年制が敷かれており、最後の機会を生かした。試合後の表彰式では、3位になったドイツに先立ち、審判団が記念のメダルを授与された。上川主審の誇らしそうな笑顔が印象的だった。(共同)

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と言うわけで、上川主審今大会での最後の大仕事、本当にお疲れ様でした。
主審は選手並みに動き回る。そして的確なジャッジも下さなければならない。相当なサッカーの知識と経験がないと勤まりませんよね。あと冷静さも必要だと思います。年齢など考えても、ある意味選手以上に大変かと今回改めて思いました。

あと今回一番ショッキングな事はやはり決勝戦でジダンがレッドカードを食らった事でしょう。色々な記事でも彼のキレ癖が指摘されている。普段の彼の雰囲気からは想像も出来ないけど、今回のあの頭突きでも分かる様に一番悪い癖が出てしまったらしい いくら頭に来る事を言われたとしても、最後まで堪えて欲しかった。自らの引き際に泥を塗った形となり残念だと思います、何より本人が悔やまれてならないでしょうね。
でも最優秀選手にも選ばれたし、長年サッカー会をリードしてくれた彼にもお疲れ様!と言いたいです。
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